●〝ケータイ依存〟から〝スマホ依存〟へ?「食事のときもスマホと一緒」4割 (2012年09月23日)
ちょっと前は、電車やバスの中で「携帯をカチカチ操作している人」がよく見られましたが、最近では多くの人がスマホに持ち替えているようです。電話やメールから、時計のアラーム、ゲーム、すき間学習にSNSと、朝から晩までスマホといっしょ、という人も多いのではないでしょうか。
株式会社ジャストシステムは、セルフ型アンケートサービス「Fastask」を利用して「〝スマホ依存〟に関する実態調査」を実施しました。この結果によると、約4割が「食事の時に手元に置く」「朝起きて洗顔よりもまずスマホ起動」など、スマホは生活必需品の域を超えているような存在になっていることがうかがえます。
食事の時に代表される、何かをしながらスマホを使用する、意識するといった「ながらスマホ」は、さまざまなシーンで浸透しているようです。「歩いているときに手に持っている」が28.5%、「食事の時に手元に置いている」は41.5%、「トイレの個室に入っているときに操作している」は36.0%でした。
そんなに生活に密着しているスマホでも、うっかり忘れて出かけてしまうことがあります。通勤・通学途中で忘れたことに気づいたとき、「道のりの半分以上過ぎていても取りに帰る」人は28.5%いました。また、スマホを忘れた日は一日憂鬱だと感じる人は43.9%が「あてはまる」「ややあてはまる」と答えています。
こういったスマホと共に生活しているような傾向は、若年層でより強く、「ながらスマホ」に関する解答は10代、20代で全体平均より5〜10%多く、15〜19歳の女性は「スマホを忘れると一日憂鬱」、「朝起きたら洗顔よりも先にスマホを起動」のいずれについても過半数を超えていました。
これまで携帯電話では、通話とメールが主な機能でしたが、スマホではSNSアプリやウェブブラウザも快適に使えます。これまでも「メールの返信が遅いと不安になる」というようなケータイ依存が問題視されていましたが、スマホで多機能を持ち歩けるようになったことから、その範囲が広がったと言えるかもしれません。新機種発売がニュースになるなど、まだまだスマホ人気は衰えないようですが、スマホに振り回されない生活を心がけたいですね。
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投稿者 kksblog : 2012年09月23日 15:39