●「地域の医師確保対策2012」のとりまとめについて、公開されています (2012年09月22日)
「地域の医師確保対策2012」のとりまとめについて、公開されています
文部科学省および厚生労働省は、「地域の医師確保対策2012」を取りまとめ、内容を公開しています。
「地域の医師確保対策2012」は、平成25年度概算要求に合わせて、既存の取組も含め地域の医師確保のための取組を連携して進めていくため、取りまとめられたものです。
これに基づいて、文部科学省および厚生労働省は両省の連携のもと、平成25年度概算要求における対応や必要な制度的検討などを行い、それとともに、大学や都道府県における取組の促進を行っていきます。
「地域の医師確保対策2012」の基本的な考え方は、以下の内容です。
地域の医師確保のためには、文部科学省・厚生労働省の密接な連携のもと、医師養成の現状や高齢化などの社会構造の変化を踏まえた取組が必要です。このため、医師のキャリア形成という視点に基づいて、医師の偏在解消の取組、医師が活躍し続けられる環境整備および医療需要の変化に対応した人材育成を行います。それとともに、医学部定員を増やし、東日本大震災の被災地における医師確保の支援を行う、というものです。
この内容の背景には、医師養成の現状に必要なこととして、医学部入学定員を増やすべきであること、もともと医師が少なく高齢化が進んでいた地域が、東日本大震災被災によって継続的な医師確保支援が必要となったことがあります。
また、複数疾病を抱える患者さんへの対応や、要介護者への対応等、生活を支援する視点が必要であることもありました。
災害が起こって初めて気がつくこと、他にもたくさんありそうですね。
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投稿者 kksblog : 2012年09月22日 12:47