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●新たに廃校の公立学校は全国で474校に、「廃校施設等活用状況実態調査」 (2012年09月21日)
文部科学省により、休廃校施設となった学校の実態および廃校施設等の活用状況を把握するため、「廃校施設等活用状況実態調査」が毎年実施されています。今回、平成24年5月1日現在の状況が公表されました。
少子化による児童生徒数の減少などにより、平成23年度に新たに廃校になった公立学校(小学校、中学校、高等学校および特別支援学校)は全国で474校ありました。廃校調査開始以来、毎年400校から500校前後の公立学校が廃校となっています。
平成14年度から平成23年度に廃校となり建物が現存する4,222校のうち、7割を超える2,963校が、社会体育施設、社会教育施設、体験交流施設、文化施設、老人福祉施設、保育所などの児童福祉施設、民間企業の工場やオフィスなど、さまざまな用途に活用されています。
活用が図られている廃校が7割を超える一方、1,000校(昨年度比109校増)の廃校施設については、利用予定がありません。しかし、各自治体では廃校の活用について地域住民と協議を行うなど、活用に向けての積極的な取り組みが見られます。
少子高齢化に伴い、廃校の現実に向き合わなくてはならない学校が増えています。校舎の活用に関しては、これからも重要な課題となっていきそうですね。
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投稿者 kksblog : 2012年09月21日 22:48
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