●小中連携、一貫教育に関する主な意見等の整理~文部科学省 (2012年09月21日)
文部省のホームページで、「小中連携、一貫教育に関する主な意見等の整理」について、公開されています。これは、中央教育審議会初等中等教育分科会、学校段階間の連携・接続等に関する作業部会により、まとめられたものです。
これまでにも、学校における児童生徒の学習指導上、生徒を指導する上でのさまざまな課題について、学校単位で解決を図ったり、複数の学校間で連携したりしながら、解決に向けて取り組んで来ています。
ここに来て、少子化の進行、情報化、グローバル化の進展、また、地域コミュニティが弱ってきており、核家族化が進行してきているなど、児童生徒を取り巻く社会の状況がさまざまに変化してきました。
こうした児童生徒に関する課題が多様化、複雑化してきていることも受け、学校では、複数の学校間で連携しての課題解決に当たることが、より一層求められるようになりました。
こういった状況を受け、学校間連携のあり方について、児童生徒等の多様な状況等に対応できる学校間の円滑な接続を図ってきており、これまでに、幼児期の教育と小学校教育の接続と中高一貫教育について検討されてきました。
幼小接続については、平成22年に幼児期の教育と小学校教育の円滑な接続のあり方に関する調査研究協力者会議の報告がされてきています。そこでは、幼児期の教育と小学校教育は、教育の目標を「学びの基礎力の育成」として捉えた上で、互いの教育を理解し見通すことが必要といったような、両者の関係を「連続性・一貫性」で捉える考え方等が示されました。
中高一貫教育については、生徒の個性や創造性を伸ばすことを目的として、平成11年度に「中高一貫教育制度」が選択的に導入されました。
子どもたちを取り巻く環境が変わってきている中、じっくりと学べる環境を作るには、どうするのがよいのか?教育においては、安定感がほしいですね。
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投稿者 kksblog : 2012年09月21日 01:48