●就活で重要と思うスキルは?それは大学で得られる?就活に関するアンケート (2012年09月04日)
株式会社エイプルジャパンは、全国の20歳〜25歳の短期大学生・大学生・大学院生を対象に、就職活動に対する考えについてアンケート調査を行いました。これによると、学生が就職活動を意識し始めるのは、最終年次の1年前、大学生では3年、短大、修士では1年の4月頃が多いようです。実際に具体的な行動に移すのは、夏休み後が多く、就職協定解禁となる12月、1月には、約80%の学生が就職活動を行っています。
学生が考える、就職活動に重要なスキルとは何か、それを就職活動開始前、開始後でそれぞれ質問したところ、前後共に1位は「コミュニケーション能力」でした。開始前には「協調性」、「一般常識」と続きますが、開始後には5位だった「主体性」が2位になり、次いで「協調性」となっています。就職活動を始めて「自分から動ける」ことがより重要に感じられたのでしょうか。
大学などにおいて、就職活動に重要なスキル・要素を得ることができたかについては、就職支援部門では「得られた」「得られなかった」がほぼ半々に分かれました。今後期待することとしては、自校のOB・OGの就職先や、就活の状況等のデータが知りたい、就活の「やり方」について教えてほしい、という要望が多く見られました。また授業ではスキル・要素を「得られなかった」方が多く、知識や理論でなく、具体的に就活や社会に出てから役立つ内容にしてほしい、一方的でなくディスカッションなどコミュニケーションをとりながら勧める授業にして欲しい、という声が聞かれました。
学生の就職支援部門の利用状況は、1ヶ月に1回以上利用している学生が47.6%、75%の学生が1度は利用したことがあると答えています。利用したサービスで最も多いのが学内企業説明会で、45%が利用していました。就職支援部門の満足度は60.8%で、要望としては、相談などの予約が取りづらい、専門や将来展望に合った指導をして欲しい、といったものがありました。
年ごとに求人倍率、失業率など職に関する数値は変動しますが、就職活動が厳しい状況にあることは余り変わらないように感じます。それに伴い、大学等の就職支援も一層の努力が求められているようですね。
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投稿者 kksblog : 2012年09月04日 09:56