●楽しい教材・イベントで学ぶ 朝日新聞社の環境教育プロジェクト「地球教室」 (2012年09月03日)
朝日新聞社では、2008年より環境教育プロジェクト「地球教室」を行っています。これは、朝日新聞社が独自に作成した無料の教材を配布するほか、環境煮関するイベントや出張授業の開催、新聞・作文募集などの参加プログラムを展開しています。子どもたちが楽しく学び、地球のために自ら進んで行動してくれるような教育を与えたい、そんな思いから始まったプロジェクトです。
今年度もまた、朝日新聞社が制作した環境教材を、全国の希望のあった小学校など3,176校に無料配布しています。この教材は、朝日新聞社が世界各地の取材で得た写真や情報をふんだんに使用した「地球教室」、仲間と楽しく食物連鎖について学べるカードゲーム「たべちゃうぞ!!」、授業や掲示物に利用できるA1サイズの大型環境ポスターなどがあります。
教材「地球教室」には、「エネルギー」「生物多様性」など多岐にわたるテーマについて、総合的に解説した「基礎編」と、地球環境問題を解決するための、企業の最先端エコ技術や環境活動など、今まであまり子どもたちに語られることのなかった事実を紹介している「応用・研究編」があります。
現在、新学習指導要領に即した「地球教室 基礎編」の授業での活用方法をまとめた「ティーチャーズ・ガイド」が用意されています。「地球教室」のホームページからダウンロードすることができます。
昨年度は、教材配布の他、「かんきょう1日学校」、「森の課外授業」といった一般参加の環境教育イベントが行われています。環境問題の専門家を講師に招いての体験型イベントで、多くの子どもたちや親子が参加しました。協賛企業の社員と朝日新聞記者が小学校に訪問して、環境問題をテーマにした授業を行う、出張授業も各地で行われています。
今後も、環境に関する教育は特に小中学校で重要になってくるでしょう。学校の先生だけでなく、環境問題に取り組んでいる企業などが協力することで、最新の、実態に即したことを学ぶことができますね。子どもたちが環境により興味を持つきっかけになってくれそうです。
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投稿者 kksblog : 2012年09月03日 14:50