●官民連携の災害時お役立ちポータルサイト 「IT防災訓練」立ち上げ (2012年09月02日)
内閣府の官房IT担当室は、災害時に役立つ様々なサービスと体験できるポータルサイト「IT防災訓練」を立ち上げ、体験利用を呼び掛けています。防災の日・防災週間に合わせて、パソコンや携帯電話・スマートフォンからアクセスし、災害時に役立てるサービス提供を目的としています。
昨年の東日本大震災の教訓を踏まえ、官民連携した情報通信を活用したライフラインの検討と普及のため、官民の情報共有と連携の強化を図り出来上がったサイトです。
地震が発生したら、まず知りたいのはどこで発生しどれほどの規模の地震か、津波の心配、家族や友人の安否の確認、そしてインフラの確認などです。これらの情報を一つのサイトで一元化することにより、災害発生時にこのサイトにアクセスすれば、災害に関するあらゆる情報の効果的な収集・発信をITで実現することを目的として作られました。
政府IT戦略本部では、民間IT関連企業と連携し、「IT防災ライフライン推進協議会」を立ち上げ、6月末に「IT防災ライフライン構築のための基本方針及びアクションプラン」を取りまとめたものです。
防災アプリの体験でできること
・安否確認(自分の安否を発信/家族や友人の安否確認)
・災害情報(震災に関する様々な種類の情報収集)
・避難場所(避難場所の情報取得)
・道路情報(道路通行に関する情報取得)
・ライフライン(停電情報や津波情報)
・緊急情報(緊急警報の通知取得)
行政で知り得た情報はもちろん、NHKや気象庁、Google、mixi、Yahoo、Twitter、NTT、ITS Japan 、KDDI、NTTdocomoなど民間からの情報にもアクセスできるポータルサイトになっています。
起こってほしくない震災ですが、いつどこで発生するかは予測不可能です。万一の場合、的確な情報が一番必要となってくるはずです。そのためにもまずこのポータルサイトで万一に備えて防災訓練をしておくことがいいですね。
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投稿者 kksblog : 2012年09月02日 21:36