●この秋、国立科学博物館が甘〜い香りに包まれる? 特別展「チョコレート展」 (2012年08月31日)
大人も子どもも大好きなチョコレート。最近では夏でも溶けないチョコレート菓子や、カカオの配合率にこだわったものや、甘さも選べるものなど、スーパーやコンビニでも実に種類が豊富です。おやつだけでなく、コーヒーに溶かして飲んだり、カレーの隠し味として入れたり、いろんな形で使われています。
国立科学博物館では、11月3日から2013年2月24日までの期間、特別展「チョコレート展」を開催します。この特別展では、チョコレートの原料であるカカオ豆の小さな一粒を通じて、カカオを育む自然の恵み、チョコレートを発明した人類の知恵と工夫、そして世界のつながりなどを約200展の展示物を通して明らかにします。
展覧会のエントランスでは、チョコレートで再現された国立科学博物館が出迎えてくれます。板チョコの壁で覆われた日本館の建物に加え、科博といえば屋外に展示されている、蒸気機関車とシロナガスクジラのモニュメント!これらもちゃんとチョコレートで手づくりされるんですよ。
展示は、チョコレートの原料であるカカオについて詳しく紹介するところから始まり、チョコレートを巡る歴史、日本人とチョコレートの歴史、チョコレートができるまで、チョコレートをもっと知ることができる「チョコレート・プロムナード」、そしてチョコレートの未来、と続いていきます。
「チョコレートができるまで」では、普段は見ることができないチョコレート工場の内部が再現されており、自分がカカオ豆になったつもりで、ロースト、風選など、チョコレート作りの課程を体感できます。「チョコレート・プロムナード」では、チョコレート作りの職人「ショコラティエ」が手がけるチョコレートなどについて紹介されるほか、チョコレートでできた科博の人気者・ティラノサウルスやパンダ、忠犬ハチ公などが並んでいますよ。
甘い香りに包まれて、うっとりしそうな特別展ですね。チョコレートについてたくさん学んだら、きっといつものチョコもさらにおいしく感じますよ。でも、くれぐれも展示品を食べちゃわないよう気をつけて下さいね。
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投稿者 kksblog : 2012年08月31日 10:16