KKSブログ: 「治安に関する特別世論調査」を内閣府が行いました

内閣府が「治安に関する特別世論調査」を行い、調査についての概要を公開しています。

調査は、平成２４年７月５日～７月１５日に行われました。全国の２０歳以上の日本国籍を有する人３，０００人を対象に、調査員からの個別面接聴取により調査が行われ、１，９５６人の有効回答を得ました。

この調査の目的は、治安に関する国民の意識を調査し、今後の施策の参考するところにありました。

調査項目は、以下の７つです。

日本は安全・安心な国か、最近の治安に関する認識、治安が悪くなったと思う原因、不安を感じる場所、不安を感じる犯罪、不安を感じる組織や個人、警察に力を入れて取り締まってほしい犯罪、です。

結果については、以下のようになっています。

まず、「日本は安全・安心な国か」については、「そう思う」という答えが、平成１８年には４６．１％だったのが、今回は５９．７％と、前回の平成１８年１２月の調査時よりも増えていました。ただ、「どちらかといえばそう思う」という答えが前回も今回も多く、前回は３３．９％、今回は、４５．０％でした。

「最近の治安に関する認識」について、「よくなったと思う」という答えが前回は１１．３％、今回は１５．８％と増えていますが「悪くなったと思う」という答えが、前回より減っているものの今回も８１．１％でした。

常に、新しい形での犯罪や事件も生まれていることを思うと、決して治安がいいとは言えず、常に意識を持って行動することが大切ですね。

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