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24年度全国学力・学習状況調査の結果~小6、中3の国語、算数数学、理科 (2012年08月30日)

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文部科学省により、平成24年4月17日(火曜日)に実施された平成24年度全国学力・ 学習状況調査の抽出調査の結果が公表されています。小学校第6学年、中学校第3学年が対象となっており、今回は国語、算数・数学に加え、初めて理科が実施されました。

理科における主な結果は、観察・実験の結果などを整理・分析した上で、解釈・考察し、説明することなどに課題が見られます。

平均正答率が低かったのは、小学校理科では、天気の様子と気温の変化の関係についてデータを基に分析して、その理由を記述する設問、水が温度によって水蒸気や湯気に変化する性質と、この性質が風車を動かすエネルギーとして利用されることに着目して考察する設問でした。

中学校では、豆電球と発光ダイオードを用いた電流回路をつくる実験の方法を検討し改善して、科学的な根拠を基に正しい実験方法を説明する設問や、両生類であるカエルを飼育する場面において、成長に応じて環境を整えた理由を説明する設問の正答率が低いという結果になりました。

国語は、グラフや表に含まれる情報を正確に読み取った上で、話したり書いたりすること(小学校)、相手の発言を注意して聞き、自分の考えを具体的に書くこと(中学校)の正答率が低くなっています。

算数・数学では、方法や理由を言葉や数を用いて記述する際、場面の状況や問題の条件に基づいて、必要な事柄を過不足なく記述すること(小学校)、数学的に表現したり、数学的に表現された事柄を読み取ったりすること(中学校)の正答率が低くなりました。

このような調査結果が教育現場で役立っていくといいですね。

平成24年度全国学力・学習状況調査の結果について:文部科学省
平成24年度 全国学力・学習状況調査 調査結果について:国立教育政策研究所



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投稿者 kksblog : 2012年08月30日 21:15


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