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法教育を充実させた教材『中学生の公民』制作~帝国書院 (2012年08月10日)

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社会科の教科書出版を手掛ける帝国書院が、新学習指導要領に対応した『中学生の公民』教材を制作しました。

新学習指導要領では、法に関する教育の充実が求められていることから、中学校の先生、弁護士が研究会を組織し、何時間も議論して法教育についての教材を制作しています。1つの教材について、指導案、ワークシートのほか、弁護士からのアドバイスや授業づくりのポイントを掲載しています。

教材は、巻頭に教材作成の主旨、弁護士による「法教育」の説明が掲載されています。

具体的な教材としては、生徒が体験した1日の出来事を題材にルールが身近にあることを認識するとともに、ルールの意義について考えたり、ルールをマイ・ルール、家族のルール、学校のルール、地域・国家のルールに分類することを通じて、法が身近なルールの延長にあることを理解する「身近なルールと法」や、部活動について決められたおかしなルールから、ルールが備えていなければならない性質を考える「公正なルール」などがあります。

どの教材も1~2時間で取り組める内容となっているので、日々の指導や授業研究に役立てることができそうです。なお、教材は月に1回のペースで追加されていく予定です。

次世代を担う子どもたちが、身近なルールから学び、その延長に法があることを理解し、よりよい社会実現をめざして活動していけるといいですね。


帝国書院 |中学生の公民 よりよい社会をめざして(平成24年度以降 新課程用)



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投稿者 kksblog : 2012年08月10日 22:10


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