KKSブログ: 違法ダウンロードは、なぜ悪い？子ども用Q＆Aウェブページを文化庁が公開

文化庁は、「違法ダウンロードの刑事罰化についてのQ＆A」および「違法ダウンロードが罰則の対象となることについて知っておきたいこと（子ども用）」をホームページ上で公表しています。

子ども用のページには、平成２４年１０月１日から違法ダウンロードが刑罰の対象になること、そしてよくある質問の中からとくに知っておいてほしいことがまとめられています。

「そもそも違法ダウンロードとは何ですか？」という質問には、たとえ自分自身で楽しむことが目的であったとしても、海賊版の音楽や映画を、海賊版であると知りながらパソコンなどに取り込むこと（ダウンロード）を「違法ダウンロード」と言い、刑罰はないものの、違法な行為としています。

「違法ダウンロードは、なぜ悪いことなのですか？」という質問には、「海賊版の音楽や映画がダウンロードされると、作者（アーティスト）には全くお金が入らず、新しい作品を生みだしたり、次の世代の作者（アーティスト）を育てたりすることができなくなってしまう」と回答しています。

さらに、「海賊の音楽や映画を見たり聞いたりするだけで、刑罰の対象になるのですか？」という質問には、「単に見たり聞いたりすることは、違法ではなく、刑罰の対象にもなりません。」と答えています。

違法ダウンロードの刑事罰化には賛否両論ありますが、正しい知識を身につけていくことは重要です。家庭でも子どもと一緒に目を通してみてはいかがでしょうか。

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