●夏休み前の通知表、今と保護者の子ども時代で変わったことは? (2012年07月24日)
楽しい夏休み前に、3学期制の子どもたちは、通知表を持ち帰ってきますね。今の通知表は、保護者の子ども時代と比べると違いなどあるのでしょうか?ベネッセコーポレーションが、小学生の子どもをもつ保護者を対象にアンケート調査を実施しました。
まず、通知表は、約6割の保護者が“なし”と回答。学習到達度は「個人懇談で知らされた」という保護者が45%で、2学期制のため通知表をわたすのが秋休み前の学校が多いようです。
通知表にある、保護者のコメント欄があるのが35.8%。そのうちの20%以上が、「コメントを書くのに時間がかかる」と回答しています。内容は、「家庭での我が子の様子」が約7割。続いて「通知表の内容について」は約3割、「お礼」は約2割です。
今の子どもの通知表についての保護者の意見としては、「ひとつの教科をいくつかのカテゴリーに分けて成績を示しているのでわかりやすい」「絶対評価なので評価の基準があいまいに思える」「3段階評価より5段階評価がよい」「夏休み前に通知表を受け取らないことに違和感がある」といった声があります。
パソコン入力の通知表が増え、学習評価の基準がわかりにくくなってという印象が強いようにみえます。ただ、今でも保護者の捺印・署名欄は9割近く、保護者のコメント欄は3割強の通知表に残っていることから、学校と家庭をつなぐツールであることは、今も昔も変わりないようです。子どもの成長の大切な記録、持ち帰った通知表の結果はいかがだったでしょうか。
« 480以上の自由研究テーマの紹介、工場見学や宇宙、環境に関するヒントも | トップページへ 北海道、青森県、長野県、広島県、長崎県が「教育旅行5地区セミナー」を初開催 »
最新記事一覧
- 「土曜授業推進事業」に関する調査研究の公募~文部科学省(2014年09月01日)
- チエル・NEC、レノボら7社が共同で普通教室における児童・生徒に1人1台のICT環境を活用した授業の実証研究を開始
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県(2014年08月30日)
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県
- Web会議サービスをはじめ、「V-CUBE」のアップデートを実施(2014年08月29日)
- 1990年からの活動を振り返る「アジアの子どもたちの絵日記展」9月9日より東京・丸の内
- 「EduTown(エデュタウン)」がオープン~東京書籍株式会社
- 英語力の評価及び入試における外部試験活用に関する審議のまとめ(2014年08月28日)
- 自分を見つめなおす「エンディングプラン」-授業での活用も視野に
- 先進的な取組を実施する大学を支援「大学教育再生加速プログラム」(2014年08月27日)
- デジタス仙台、プロ仕様の無線トランシーバーや「即」伝達のIP無線を販売
- ニッケ商事、被災者の声を反映した「災害備蓄マット」を発売
- ライト・サービス、4つ折りコンパクトストレッチャー「LS-1F2」を発売
- 正しいルールで、安全第一「平成26年秋の全国交通安全運動」(2014年08月21日)
- スウェーデンの人気陶芸家が初の大規模展示「北欧の豊かな時間 リサ・ラーソン展」9月11日より東京で開催
投稿者 kksblog : 2012年07月24日 18:17