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未成年のスマートフォン所有率が増加、フィルタリングは軽視傾向 (2012年07月19日)

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デジタルアーツ(株)が、未成年の携帯電話・スマートフォン使用実態調査を実施しました。

昨年12月に発表した調査の第2弾。急速に普及が進むスマートフォンにおける未成年者のスマートフォンへの利用実態・今後の意向だけでなく、その保護者層に対してもスマートフォンへの理解度や意識について調査しています。

調査結果によると、未成年者のスマートフォン所有率は前回比の約2倍に、フィルタリングの導入が必要と思うのは親45.6%、子ども26.7%でした。

未成年者のスマートフォン所有率は昨年14.4%でしたが、今年は30.6%に上昇。特に女子高生が54.4%と顕著です。全体の42.6%が有害サイトの閲覧経験があり、学齢と共に高くなり、男子高校生44.7%、女子高校生は55.6%です。

フィルタリングについては、使用率は34.5%で、スマートフォン所有者は23.8%、スマートフォン非所有者は39.2%。また、高校生になると、「自由に見られない」ことを理由に使用率が減少。特に女子高校生は29.1%と低い結果です。フィルタリングの必要性は、保護者も半数に満たず、関心の低さがうかがえる結果です。

スマートフォンへの関心の高さと知識欲は子どもの方が高く、アプリも積極的に使いこなしている傾向。
特にソーシャルアプリとして代表的な「LINE」の利用率は、スマートフォン所有者の保護者が20.4%なのに対し、子どもは42.1%と約2倍。中でも女子高校生は70.4%と高い利用率です。

スマートフォンが主流となる中で、「スマートフォンなしでは生活できなくなる」と思っている女子高校生は61.2%で、依存傾向にあることがわかりました。スマートフォンの普及に伴い、学齢があがると共にインターネット上で積極的に他者とコミュニケーションを取る傾向があります。ネットリテラシーの教育とフィルタリングの活用を積極的に行なう必要がありそうです。


未成年の携帯電話・スマートフォン使用実態調査|デジタルアーツ



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投稿者 kksblog : 2012年07月19日 17:24


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