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スタイリッシュでエコロジー 木を使わない「ストーンペーパーノート」 (2012年07月12日)

stonepaper_120712.jpgPCやタブレットでペーパーレスの時代…と言っても、やはりメモは紙のメモ帳に、という人は多いでしょう。しかし紙の主原料はパルプ、すなわち木材で、生産には樹木の伐採が伴うため、環境破壊につながるという課題があります。そこで、木材ではなく石でできた紙を使った、エコロジーなノートを選んでみるのはいかがでしょうか。

株式会社MDSは、イタリア・コモ地方の文具メーカー、CARTORAMA(カルトラマ)社が開発した新ノートブランド「OGAMI(オガミ)」の輸入販売を行います。「オガミ」の最大の特徴は、中紙に天然鉱石を原料としたストーンペーパー「REPAP(リパップ)」を使用していることで、このストーンペーパーの原料は、炭酸カルシウム80%、高密度ポリエチレン20%と、製造過程で樹木の伐採が一切行われていません。また、水や漂白剤を使わないため、塩素やクロムなどの有害物質が含まれることがなく、環境に優しい新しい紙として注目されています。

今回日本で発売されるのは、「QUOTES Collection(クオーツコレクション)」および「PROFESSIONAL Collection(プロフェッショナルコレクション)」の2つのコレクションで、いずれもミニサイズからレギュラーサイズ、リング綴じタイプなど、サイズや形状などさまざまです。

「クオーツコレクション」は、表紙にゲーテやオスカー・ワイルドなど著名な知識人の味わい深い名言を引用し、その名言から呼び起こされたグラフィックデザインが大胆にあしらわれています。「プロフェッショナルコレクション」は、表紙のシックなカラーと小さく刻まれた銀箔のみで表現された〝品格のある〟ノートです。いずれもデザイン性に優れ、環境問題にも配慮した「次世代ノート」と言えるでしょう。

「オガミ」の質感はシルクのように滑らかな書き心地で、一般的な紙と比べて破れにくく、耐水性があります。記事の白色度が高いため、色の再現性も鮮やかでイラストなどに最適です。筆記具の適正は、硬い鉛筆や細字用筆記具、万年筆は適しませんが、ボールペン、サインペン、色鉛筆、クレヨンなどが適しています。

デザインも中身も、ちょっと一味違った雰囲気が楽しめますね。「この紙、原料が石なんですよ?」なんて、話題作りにも一役買ってくれそうです。

〝OGAMI〟『ストーンペーパーノート』新発売|株式会社MDS



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投稿者 kksblog : 2012年07月12日 17:33


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