●公立小学校教師を志す学生の方々へのハンドブックが、東京都で作成されました (2012年07月05日)
東京都で、公立小学校教師を志す学生のための「小学校教職課程 学生ハンドブック」が作成されました。このハンドブックは、学生が、教師として最小限必要な資質・能力を身に付けることを支援するためのものです。
東京都教育委員会は、小学校教師の資質・能力を計画的に高めるため、大学による養成課程と教育委員会の採用後の育成を一体のものと捉えた上で、平成22年10月、「小学校教職課程カリキュラムについて」を公表しました。
そして、平成23年度より、このカリキュラムの内容に基づいて、「小学校教職課程学生ハンドブック」が作成されるようになりました。そのハンドブックの平成24年度版が作られたというわけです。
ハンドブックの概要は、以下のようになっています。
1「東京の子供たち」2「東京都の教師になるということ」3「学校で働こう」4「講義を通して学びましょう」領域1『教師の在り方に関する領域』『領域2 各教科等における実践的な指導力に関する領域』『領域3 学級経営に関する領域』5「教育実習を通して学びましょう」6「学生生活を通して学びましょう」7「採用選考に向けて」です。
1の「東京の子供たち」と、4の「講義を通して学びましょう」では、東京都の児童の実態と、東京都教育委員会の施策の紹介を行なっています。
そして、その4と、5の「教育実習を通して学びましょう」では、「小学校教諭教職課程カリキュラム」の内容と大学における講義との関係性を明示しています。
そして、その5と、2の「東京都の教師になるということ」、3の「学校で働こう」6の「学生生活を通して学びましょう」には、東京都の現職教師からのアドバイスが満載となっています。
大学で、将来必要なことと直結させながら学べるのは、いいですね。
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投稿者 kksblog : 2012年07月05日 00:17