KKSブログ: １９４０年代の沖縄上空を自由に移動しながら、沖縄戦の実相について学ぼう

沖縄県は、「沖縄平和学習アーカイブ」「The Peace Learning Archive in OKINAWA」をインターネット上で公開しています。

同サイトでは、沖縄戦争体験者の証言２０人と、１８２点の沖縄戦写真並びに資料地図を閲覧することができます。複数のデジタルアーカイブをGoogle Earth上の地図にデジタル重層し、沖縄戦に関する多面的で総合的な理解ができます。

今回公開される「沖縄平和学習アーカイブ」は、ナガサキ・ヒロシマ、そして東日本大震災のアーカイブズ制作を経て確立されてきた「多元的デジタルアーカイブズ」制作手法の集大成となっています。

すべての証言と写真資料には時空間情報が付加されており、鑑賞者は１９４０年代の沖縄上空を自由に移動しながら、沖縄戦の実相について、より深く知ることができます。

証言はビデオとテキストの両方で閲覧できるように工夫されています。また、写真資料は、撮影時の状況をできるかぎり忠実に再現するよう、細心の注意を払って配置されています。

沖縄の歴史や戦争の歴史を学ぶ際には、子どもたちが平和についての理解を深められるよう、このようなツールを活用してみてもいいかもしれません。

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