●平成23年度「学術情報基盤実態調査」の結果報告について~文部科学省 (2012年07月03日)
文部科学省のホームページにて、このたび、平成23年度「学術情報基盤実態調査」の結果が取りまとめられたものが、発表されています。
「学術情報基盤実態調査」は、昭和41年度から実施されてきた「大学図書館実態調査」に、さらに平成17年度からは大学におけるコンピュータ、およびネットワーク等の整備に関する調査が加わり、研究成果の流通システム等に関わる「学術情報基盤実態調査」として実施されている政府統計です。
調査の目的は、国公私立大学の学術情報基盤(大学図書館、コンピュータおよびネットワーク等)についての現状を明らかにし、その改善の基礎資料とするとこりにあります。
調査対象は、国公私立大学で、国立86、公立81、私立602の計769大学となっており、調査票を郵送にて届けた上、電子的に回収・集計を行うという方法で行われました。
その結果について、「大学図書館編」、「コンピュータ及びネットワーク編」として構成され、現状および傾向の把握・分析等が行われました。
そして、「学術情報基盤実態調査」の結果を踏まえつつ、科学技術・学術審議会の下に設置された学術情報基盤作業部会において、学術情報基盤の整備にかかる課題の整理、および推進方策等の検討が行われています。
検討の概要としては、まず、コンピュータ、ネットワーク技術の発展により、急激に進む電子化の流れを踏まえた学術情報の発信・流通基盤整備のあり方についての検討があります。
コンピュータの発達により、可能性の広がってくる事柄が多くなってきていますね。
平成23年度「学術情報基盤実態調査」の結果報告について:文部科学省
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投稿者 kksblog : 2012年07月03日 15:20