●ゼミの学生が主体、「DNP大学ゼミ活用マーケティング・プログラム」 (2012年07月27日)
大日本印刷株式会社は、大学のゼミナール(ゼミ)をパートナーとし、企業のマーケティング活動を支援するサービス「DNP大学ゼミ活用マーケティング・プログラム」を開始することを発表しました。
このサービスは、ゼミの学生が主体となり、企業が抱える課題やテーマに関するマーケティングリサーチを行うほか、ゼミの学生と企業担当者とのディスカッションによって調査対象の商品やサービスに対するイメージや利用実態、興味、関心度などを明らかにします。
「DNP大学ゼミ活用マーケティング・プログラム」は、若年層向けの商品やサービスを提供する企業を主な対象とした、企業・大学・DNPによる共創型マーケティングサービスです。
具体的には、企業から提示された商品・サービスの課題やテーマに対して、DNPが、調査内容・調査方法・調査対象の選定などのマーケティングリサーチの設計を行います。3大学合計で9程度のチームを編成し、設計に沿ったリサーチを同時に実施します。
このプログラムの内容は、調査テーマの設定、リサーチ設計、ガイダンス、学生によるリサーチ、報告会、グループインタビュー、総合報告書の作成となっています。
同プログラム利用の企業のメリットとしては、学生とのディスカッションやグループインタビューなど、学生と意見交換の機会を持つことによってコミュニケーションが活発化し、若年層の本音の把握につなげる点、テーマとしてとりあげた商品やサービスをリサーチに参加した学生に強くアピールできるため、同サービスをプロモーションとして活用できる点が挙がっています。
大学のメリットとしては、企業が実際に提供している商品・サービスについてのマーケティングリサーチという業務に参加することで、学生が実践的な知識・経験を習得でき、カリキュラムを編成することができる点、ゼミの担当教授が持つ企業の人脈だけでなく、DNPの顧客である多様な業種・業界の企業との協働が期待できる点が挙がっています。
大学と社会がもっと強くリンクしていくことにより、良い影響がたくさん出てきそうです。
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投稿者 kksblog : 2012年07月27日 20:32