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保護者が教員の資質能力に求めること、人間性82.2%、指導力73.0% (2012年06月15日)

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社団法人 日本PTA全国協議会により、小学5年生および中学2年生の保護者を対象に「教育に関する保護者の意識調査報告書」が公表されています。このアンケート調査は平成14年度から継続的に実施しており、本年度で第10回目となりました。

調査の内容は、学力問題、新学習指導要領の改訂、総合的な学習の時間、小学校の外国語活動、道徳、教員の資質能力、中学校での部活動、学校支援地域本部事業、放課後子ども教室、コミュニティ・スクール、学校評価・学校の情報提供、教育の情報化、学校における防災管理、保護者と教育のコミュニケーション、家庭での躾・教育など16項目あります。

PTA活動への参加状況については、「活動にはあまり参加していない」が34.3%で最も高いポイントとなっており、約3分の1がPTA活動に不参加という結果となっています。

小学校5年生と中学2年生の保護者を合わせた全体の68.0%の保護者が、学力向上のために学校に求めたいことがあるとしています。この割合は、前年度と比べると微増している傾向にあり、「学力」の問題が相変わらず保護者にとって大きな関心事項になっていることを示しています。

子どもの学力向上のため各家庭で心がけたりしたこととして、小学5年生の保護者および中学2年生の保護者の両方とも、「朝食をかならず食べさせるようにする」が最も高いポイントでした。続いて高かったのは、小学5年生保護者は「早寝早起きを心がけさせる」、中学2年生保護者においては、「親子で将来のことなど話題にして話す」となりました。

小学校での外国語(英語)活動については、小学5年生保護者の70.4%が「英語が好きになること」を最も期待されることとして挙げています。

教員の資質能力については、保護者全体で「人間性」が82.2%で最も高いポイントとなっています。次いで、「指導力」(73.0%)、「公平性」(38.8%)と続いています。また、教員免許更新制についてどう思うか聞いたところ、「必要だと思う」が71.6%で最も高く、昨年度と比べて15.1ポイント増加しました。

保護者の教育に対する意識を知る上でも、こういった調査結果に目を通してみてはいかがでしょうか。

23年度-教育に関する保護者の意識調査|日本PTA全国協議会



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投稿者 kksblog : 2012年06月15日 13:26


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