●歯磨き習慣はばっちり、でも磨き方は?「子どもの歯」についてのアンケート (2012年06月14日)
6月4日は虫歯予防デー。歯磨きの習慣化や、歯科医での予防技術が一般的になったためか、近年は虫歯のある子どもが減少しているようです。
ベネッセでは、教育情報サイトのメンバーを対象に「子どもの歯」をテーマにアンケートを実施しました。子どもの歯磨きの仕方やその満足度、歯医者さんでの困ったエピソード、歯の矯正についての考え方など、歯に関するさまざまな質問をしています。これによると、回答者(保護者)の子どもは、ほぼ全員が歯磨きをしているものの、その磨き方に満足していない保護者の方がやや多いという結果が得られました。
歯磨きの頻度は、1日2回が最も多く、小学生は全学年で約2割が1日3回磨くという結果が出ています。逆に意外と少ないのが就学前で、約1/3が「1日1回」と回答しています。「磨かない日もある」はどの学年でも1割未満でしたが、他に比べて多いのが中学生と高校卒業以上で、中学2、3年生と高校卒業以上は6%を超えていました。
「子どもは歯磨きをすすんでするか」という質問は、小学校低学年でやや「する」が低くなり、あとは学年が上がるごとに「すすんでする」傾向が高くなります。中学1年生以上では「すすんでする」が8割を超えており、保護者が注意しなくても自主的に磨くようになるようです。「歯の磨き方」については「満足」「不満」はほぼ半々でしたが、わずかに「不満」が上回っています。不満である理由としては、「磨き方が雑」「磨く時間が短すぎる」といった意見が多く見られました。歯磨きに対する評価は「ていねいさ」がポイントのようですね。
歯医者さんと言えば、子どもの天敵!というイメージがありますが、意外にも「子どもが歯医者に行くのを嫌がって困ったこと」は「ない」と答えた人がほとんどでした。「ある」の理由は、小さい子だとやはり「嫌がって暴れる」「行きたくないと泣く」といったものが多いようです。成長すると「待ち時間が長い」「治療に時間(日数)がかかる」という声が目立ちました。中学生以上だと部活などで忙しくなり、歯医者を「面倒くさい」と感じるようです。
今、歯医者は「虫歯の治療に行くところ」だけでなく「虫歯の予防をするところ」になりつつあります。子どものうちに歯を大切にすることは、大人になってから健康な生活を送るために必要なことですし、歯磨きや健診をしっかり習慣づけておきたいですね。
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投稿者 kksblog : 2012年06月14日 09:35