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日本の大学が変わる?!「大学改革実行プラン」について (2012年06月11日)

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文部科学省は、目指すべき社会、求められる人材像・目指すべき新しい大学像を念頭におきながら、大学改革の方向性を「大学改革実行プラン」としてとりまとめ、今年度から大学がその変革の行動を始めます。

改革の方向としては以下の2点があります。
① 激しく変化する社会における大学の機能の再構築
② 大学のガバナンスの充実・強化
かなり大雑把に言えば、“大学の国際化”と言えるものです。「日本の大学は、入学するのは難しいが卒業は簡単だ。」というイメージを覆すような“新しい”日本の大学像の創造、という印象を受ける改革プランです。授業の内容も参加型の授業を増加させ、卒業してからも役立つ実用的な知識の教育へと姿を変えるということです。

現代は、日本社会においては急激な少子高齢化、地域コミュニティの衰退、東日本大震災による国難等の問題が、国際社会ではグローバリゼーションによるボーダーレス化と、新興国の台頭による競争激化等があり、目まぐるしい変化が続いています。今こそ、持続的に発展し活力ある社会を目指した変革を成し遂げなければなりません。そのような役割を担える人材育成のため、国と大学は、国民や社会の期待に応える大学改革を主体的に実行することを決定しています。

具体的なプランとしては、抜本的改革を図ろうとしているので多くの方向性からの変革が予定されており、一部を紹介すると、大学入試の方法を知識偏重から意欲重視へと転換したり、高大連携教育を推進したり、大学での授業時間の飛躍的増加、大学の質の保証などです。詳細はHPを参照して下さい。
ちなみに、大学入試の方法に関しては、来年度から即時実行できるものに関しては変えていくということです。

今まで、「人生のモラトリアム」だった大学時代が、今後は変わっていきそうです。若い力が社会をどのように変えていくのかとても楽しみです。

「大学改革実行プラン」について:文部科学省



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投稿者 kksblog : 2012年06月11日 21:18


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