●東日本大震災からの復興と未来について話し合う『子ども国会』開催 (2012年06月11日)
参議院主催により、7月29日・30日に、子どもたちが参議院で話し合う『2012年子ども国会~復興から未来へ~』が開催されます。
子どもたちの代表が参議院に一堂に会し、東日本大震災からの復興という課題に対する理解を深め、日本の未来について話し合います。合わせて国際子ども図書館では、「子ども国会」関連行事を実施します。
子ども国会の対象は小学5、6年生で、150名を募集します。テーマは「東日本大震災からの復興と私たちの未来」で、1.家族、友達とのきずな、2.地域、日本全体のきずな、3.世界の人たちとのきずな、について意見を交わし、「子ども国会宣言」というひとつの提言を共同で作ります。
この過程を経験することにより、国会の役割や自分たちを取り巻く現実の問題を真に認識できるようになることを期待し、また、子どもたちの豊かな感性からの貴重な意見と提言をこれからの参議院の活動に生かそうとする趣旨で開催されます。傍聴は、小学生以上なら事前申し込みにより誰でもできます。
国際子ども図書館では、子ども国会のテーマに関連して、政治のしくみや国際的な支援等について、分かりやすく説明するとともに、理解を深めるのに役立つ本の紹介を行うイベントを開催。説明は、日ごろから国政に関連する調査を行っている国立国会図書館調査及び立法考査局の専門家が行ないます。対象は小学校高学年程度で、誰でも無料で参加できます。
また、「子どものへや」「世界を知るへや」所蔵資料から、家族や友達などとの絆をテーマとする子どもの本を中心とした展示もあります。
これからの未来を担う子どもたちの熱い話し合いや提言が、大きな力になるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2012年06月11日 13:41