●コミュニティサイトに起因する児童被害の事犯に係る調査結果について~警視庁 (2012年06月10日)
警視庁により「コミュニティサイトに起因する児童被害の事犯に係る調査」が行われ、その結果が公開されています。
調査の対象は、平成23年下半期に検挙したコミュニティサイトに起因する児童被害の福祉事犯等695件についてでした。被害者は536人、被害児童は539人です。
調査の趣旨については、以下のようになっています。
近時、「出会い系サイト」に起因する児童被害の事犯が減少傾向にある一方で、コミュニティサイト(出会い系サイトを除きます)に起因する事犯は増加傾向にありました。ただ、平成23年中においては、平成20年から統計を取り始めて以来、上半期に続き下半期においても減少しました。
しかしながら、コミュニティサイトに起因する被害児童数は、出会い系サイトに比べて約4倍と、いまだに高い水準で推移しています。
そういったことから、サイト事業者の自主的な取り組み強化や保護者等に対するサイト利用に伴う危険性の周知啓発等の被害防止対策に役立てるため、平成23年上半期の調査に引き続き、コミュニティサイトに起因する事犯の繊細を調査し、これがこのたびの調査にあたります。
調査でわかったのは、被疑者の犯行動機は、児童との性交目的(約7割)を含め、児童との接触目的が9割以上だということでした。また、年齢、職業等プロフィールを詐称した事犯が約4割で、サイト内のミニメールを被疑者が利用した事犯が約6割であることも、わかりました。
コミュニティサイトの利用のしかたを、やはり常に大人が見守ることも大切ですね。
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投稿者 kksblog : 2012年06月10日 00:08