●ファイル共有ソフト、中高生の半数近くが生成の仕組みを「知らなかった」 (2012年06月06日)
一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会により、2011年11月に実施されたファイル共有ソフトのアンケート調査の結果が公表されています。
ファイル共有ソフトの「現在利用者(2010年10月以降に利用したことのある者)」の割合は、4.7%(一般消費者)、7.7%(中学生・高校生)。ファイル共有ソフトの「過去利用者(2010年10月以前に利用していた者)」の割合は、9.5%(一般消費者)、5.3%(中学生・高校生)となりました。
中学生・高校生が主に利用しているファイル共有ソフトは、上位から「Winny・Winnyp」44.2%、「BitComet・BitTorrent・μTorrent」16.2%、「Cabos」12.8%、「Share」6.3%、「Limewire」4.8%の順でした。
中学生・高校生がダウンロード経験のあるファイルのジャンルの内訳は、「日本のテレビ番組」68.1%、「音楽(テレビ番組以外)」37.0%、「ソフトウェア」11.7%、「マンガ・コミック・書籍・画像」8.8%、「映画・劇場用アニメ」8.5%、「海外のテレビ番組」8.0%、「アダルト関連」6.0%となりました。
ファイル共有ソフトの共有フォルダ生成の仕組みの認知状況について、「知っていた」と回答した割合は、一般消費者が62.0%、中高生が36.8%、「知らなかった」と回答した割合は、一般消費者が33.5%、中高生が48.4%でした。
中学生・高校生の今後の利用意向は、利用したい意向が27.0%(「とても利用したい」12.0%、「まあ利用したい」15.0%)、利用したくない意向が31.8%(「利用したくない」20.4%、「あまり利用したくない」11.4%)となっています。
ファイル共有ソフトには著作物が多く、またウイルス感染等の危険もはらんでいることから、保護者や先生方がよく注意喚起する必要があるでしょう。
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投稿者 kksblog : 2012年06月06日 17:07