●ネットで演劇体験!「演劇メーカー」の公開~文部科学省 (2012年06月05日)
文部科学省では、初の教育分野での子どもスペシャルサイトとして、「演劇メーカー」(http://engeki.mext.go.jp/)を5月31日に公開しました。
「演劇メーカー」は、コミュニケーション教育への理解・関心を深めるためのサイトとして公開されたものです。
「演劇メーカー」では、子ども達が自分で脚本の一部を書いて、その脚本にあった映像を選ぶことで、演劇の1シーンを動画で作成することができます。
経済協力開発機構(OECD)では、子どもたちに必要な能力の1つとして「多様な社会グループにおける人間関係形成能力」を挙げています。また、企業が学生を採用するに当たり、「コミュニケーション能力」を最も重視するなど、コミュニケーション能力の育成を求める社会的要請が高まっています。
文部科学省でも、省内に「コミュニケーション教育推進会議」(座長・平田オリザ氏)を設置し、そこでは、演劇などの芸術表現を通じたコミュニケーション能力の育成などについての議論が行われています。
このサイトは、子ども達一人一人が脚本家・演出家となって、自分なりに工夫し、演劇を作ることで、創造性や表現力を育むコミュニケーション教育への理解・関心を深めることを目的として、平田オリザさんの監修のもとに作成されました。
これまで、文部科学省では、「深海ワンダー」、「宇宙ワンダー」、「プログラミン」などの子どもスペシャルサイトが作成されて来ましたが、教育分野をテーマにしたスペシャルサイトは、今回が初めてとなります。
大人でも興味を惹かれる楽しそうなサイトですね。
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投稿者 kksblog : 2012年06月05日 15:15