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被災地支援「科博コラボ・ミュージアム」6月下旬より岩手県各地で開催 (2012年06月11日)

allosaurus_120611.jpg全国各地の博物館、動物園、水族館などで開催されている「科博コラボ・ミュージアム」は、国立科学博物館と地域の博物館が連携して、各地域の自然、文化、産業などに関連したテーマで展示と講演会、体験教室などの博物館活動を行うものです。これまでに、開催する施設や地域の特色を活かした、ユニークなミュージアムが多数開催されています。

国立科学博物館は、岩手県、宮城県、福島県の東日本大震災で被災した地域において、復興支援のための「科博コラボ・ミュージアム」を実施します。これによって現地の博物館を支援すると共に、そこに暮らす人々、特に子どもたちを元気づけることが目的です。

大きな被害を受けた地域では、博物館に収蔵・展示されていた資料などの復旧など地道な活動が行われています。こうした活動を支援し、励ますために行われる今回のコラボ・ミュージアムでは、恐竜アロサウルスの全身骨格標本をはじめとして、地元にゆかりのある標本資料の展示や関連するテーマの講演会・体験教室を実施します。

平成24年度は岩手県内各地の博物館において実施することとしており、宮城県、福島県での実施に向けた現地との調整も進めています。現在実施が予定されているのは下記の6施設です。

<久慈市>久地琥珀博物館(6月27日〜8月7日)
<遠野市>遠野市立博物館(7月20日〜9月7日)
<陸前高田市>陸前高田市役所(8月11日〜8月19日)
<盛岡市>岩手県立博物館(9月11日〜12月9日)
<大船渡市>大船渡市博物館(12月12日〜4月14日)
<一関市>芦東山記念館(1月11日〜4月14日)

迫力のアロサウルスや、自分たちが住んでいる地域に関する意外な発見などで、被災地に暮らす子どもたちが笑顔になるといいですね。そして被害を受けた博物館は、まだ資料の復旧など時間がかかるでしょうが、子どもたちを迎えられるよう頑張ってもらいたいですね。

東日本大震災被災地域復興支援「科博コラボ・ミュージアム」の実施について:国立科学博物館



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投稿者 kksblog : 2012年06月11日 10:15


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