●平成24年度「青少年の非行・被害防止全国強調月間」実施要綱について (2012年06月27日)
7月は青少年の非行・被害防止全国強調月間です。内閣府は、今年の青少年の非行・被害防止全国強調月間の実施要綱を発表して、協力を要請しています。
青少年による犯罪の検挙件数は、成人のそれに比べて、人口比で4.9倍に上ります。青少年による凶悪事件の増加もありますが、残念ながら児童虐待や児童ポルノの被害者となってしまう児童も増加傾向にあります。少年の非行防止・保護のため、7月は一層力を入れて活動に取り組みます。
以下の7点に重きを置き、取り締まりを強化していきます。
1. インターネット利用に係る非行及び犯罪被害防止対策の推進
インターネットの適切な利用・不正の防止に向けて、周知・広報に力を入れます。
2. 有害環境への適切な対応
図書店・DVD店・カラオケ・ネットカフェ・漫画喫茶・たばこ店・酒類取扱店への青少年に関わるルールの徹底を指導します。
3. 薬物乱用対策の推進
学校での教育の充実、街頭での指導活動、カウンセリングによる再発防止等の活動の充実をはかります。
4. 不良行為及び初発型非行(犯罪)の防止
飲酒・喫煙・深夜はいかい等の取り締まり、地域ボランティアや、スポーツ・文化体験活動による青少年の「居場所」づくり。
5. 再非行(犯罪)の防止
青少年の居場所づくりのための活動。警察やボランティアを巻き込み、就労支援や就学支援を一層推進する。
6. いじめ・暴力行為等の問題行動への対応
いじめを相談できる場所の一層の拡充と、いじめを繰り返さないためのサポートチーム等の支援を行う機関をつくる。
7. 青少年の福祉を害する犯罪被害の防止
青少年が性犯罪に巻き込まれることのないよう、現状についての周知を一層拡充する。
また、危険そうなインターネットサイトの確認のための取り組みにも力を入れる。
夏休みは子どもの犯罪が増加する傾向にあるといいます。ぜひ、子どもたちが健やかに笑顔で過ごせるよう支援してほしいものです。
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投稿者 kksblog : 2012年06月27日 21:43