●中3の1日平均学習時間 「家庭+家庭外」では、4時間以上が4分の1以上 (2012年06月29日)
Benesse教育情報サイトにより、高校生の保護者を対象に「中3の夏休みの学習」についてのアンケート調査がおこなわれました。
部活動について、とくに引退時期についての質問では、運動系は「子どもは夏休み前に引退した」という保護者が最も多く、半数近くを占めています。ところが文化系では、「夏休み前」の引退は約16%に過ぎません。文化系で最も多かったのは、「子どもは中3の10月に引退した」という保護者で、割合は約24%でした。
学習法については、「学校からの課題」が5割を超えてトップ。「塾(夏期講習)」「塾(通塾)」も5割近くに達しました。
1日の平均学習時間については、「家庭+家庭外」と「家庭内のみ」とに分けて伺っています。「家庭+家庭外」では、「子どもは4時間以上学習していた」という声が全体の4分の1を超え、最も大きな割合を占めています。
次いで、「2時間~3時間未満」と「3時間~4時間未満」が2割前後でした。つまり、「子どもは2時間以上勉強していた」という保護者が、7割に迫ることになります。一方、「子どもの勉強時間は1時間未満」という人も、10人に1人以上いました。
「家庭内」に限って見ると、「1時間~1時間半未満」「1時間半~2時間未満」「2時間~3時間未満」が約2割ずつ、「1時間未満」の割合は約3割でした。
保護者が「子どもはこのころから受験勉強に本気になった」と感じる時期で最も多かったのは、「中3の1月以降」で17.2%。次いで「中3の12月」の15.0%でした。ただ、「中3の春~夏休みに入る前」が12.7%、「夏休みに入った後~7月末日」が12.1%と中3の前半の時期を挙げる回答も見られました。
受験生を持つ保護者は大変ですね。勉強時間についてなど焦ることもあるかもしれませんが、子どもと一緒に難関を乗り越えていきたいものです。
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投稿者 kksblog : 2012年06月29日 21:18