●1歳児の「遊び」はママにとって悩みの種?子どものあそびに関する意識調査 (2012年06月15日)
「子どもは遊ぶのが仕事」と言われますが、特に赤ちゃんと言われる年代の頃、子どもにどんな遊びをさせたらいいのか、どんなおもちゃを与えたらいいのか、子育て中の親にとって難しい問題です。
株式会社ボーネルンドは、1歳から4歳の子どもを第一子に持つ母親を対象に「子どものあそびに関する母親の意識」についてインターネット調査を実施しました。これによると、ほとんどの母親が子どもの成長に「遊び」が重要だと考えている一方で、「子どもを遊ばせる際に困っていることがある」「遊びについての情報が充分でなかった」と考える母親が多いようです。
子どもの成長における「遊び」の重要性について、87%の母親が「とても重要」だと考えており、「まあまあ重要」も合わせると99.2%を占めています。「勉強」や「習い事」と「遊び」を比較したとき、いずれも半数近くが「どちらも同じくらい大事」と解答し、どちらかに比重が高い解答は、圧倒的に「遊びが大事」でした。
遊びについて「困っている」ことは、「安心して子どもを遊ばせる場所がない」「同年齢の子どもたちと遊ばせる機会がない」「子どもにどんな遊びをさせてあげればよいのかわからない」といった悩みが多いようです。特に1歳児の母親は8割が困ったことがあると解答しています。
子どもが生まれる前に「遊び」についての情報を得る機会が「充分でなかった」と答えた母親は6割以上おり、また情報を入手できなかった母親ほど、遊びについて「困っている」傾向があることが分かりました。
遊びに関する情報の入手元は、母親学級、新聞・雑誌、テレビ、インターネットなど、さまざまな方法を利用しているようです。その中で入手した情報が「役立った」という答えが多かったのは、インターネット、子育て支援センター、地域の子育て中の母親、親や親族などで、マスコミよりも口コミの方が役立ったと感じているようです。
子どもを遊ばせる場所や、同年齢とのふれあいが少ないと感じていることも、情報を得られない要因の一つかもしれません。困ったと感じたときに、ここに連絡すれば解決できる、といったような窓口が、地域や行政にもっと増えるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2012年06月15日 12:15