« 大学生・大学院生からの申し込みを受けて支援を行う、就職支援サービス開始 | トップページへ | 地域で子育ての機運醸成 企業参加型子育て支援サービス »

私立中高生の経済的理由による中退、学費滞納は減少傾向~全国私教連 (2012年05月31日)

study120531.jpg

全国私立学校教職員組合連合が、私立中高生の経済的理由による退学と学費滞納についての調査を実施しました。

これは、経済的理由で私立高校、私立中学を退学した生徒の状況と学費滞納状況を可能な限り把握し、必要な措置を行政に要請し、私学に学ぶ生徒の権利を守るためです。

調査結果によると、2011年度の1年間に経済的理由で中退した私立高校生の割合は、調査開始以来最低に。また、滞納率も大きく改善したことがわかりました。

数値をみると、経済的理由による私立高校の中退生徒数は55校に110人で、中退率は0.04%です。過去をみると、2007年度が0.21%なのをピークに徐々に下がり、2010年度は0.06%でした。

3か月以上の学費滞納を抱えている生徒のいる学校は、50.3%にあたる171校で、2010年度の59.6%より減少しています。また、滞納生徒の割合は0.24%いますが、2010年度の0.51%と比較して大きく減少傾向です。

中退生徒割合の減少は、2009年度待つの生活福祉資金(教育支援資金)の緊急貸付、2010年度からの高校無償化(私学就学支援金)制度の開始によるものを考えられます。また、今年度の新入生入学状況の変化については、増加した学校数が全体の4分の1です。

制度の充実で、生徒の学ぶ権利が守られ、よい教育環境が続けられるといいですね。


経済的理由による中退・学費滞納調査:全国私立学校教職員組合連合



« 大学生・大学院生からの申し込みを受けて支援を行う、就職支援サービス開始 | トップページへ 地域で子育ての機運醸成 企業参加型子育て支援サービス »

最新記事一覧

投稿者 kksblog : 2012年05月31日 22:03


コメント
ブログ内検索
昔の記事を読む
メルマガ・RSSで読む
毎週木曜日、1週間分のニュースをまとめてお送りします(無料)。
<サンプルはこちら>

【購読はこちら】
ネタを提供する
教育に関するネタ大歓迎。お気軽にどうぞ!!



KKSブログ for mobile
mobileaccess.gif

最新15記事をご覧いただけます。


KKS Web News 教育家庭新聞(C) KKS ブログトップ