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「ガバナンス」というのは、「統治」という意味で、組織や社会に関与する人たちが主体的に関与し、意思決定、合意形成するシステムのことをいいます。

「スポーツ政策調査研究（ガバナンスに関する調査研究）」を行うにあたり、「スポーツ団体のガバナンスの強化」に関する調査対象国として５カ国選定されました。その選定においては、スポーツを所管する行政機関が「スポーツ団体のガバナンスの強化」のために何らかの規制・仕組みを確実に講じている国を抽出する作業を行い、ふさわしいとして選ばれました。

選ばれたのは、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、インドの５カ国です。これら５カ国では、例外なく、日本においての国内競技連盟（ＮＦ）に相当するスポーツ団体が、行政機関により認定されています。

この５カ国におけるスポーツ団体の監督体制について整理した上で、競技総括団体の認定スキームに着目し、認定の要件の上で、団体のガバナンス強化がどのように図られているか？という共通の観点から調査を行い、その内容が詳細に紹介されています。

他国の状況も見て参考にしていくというのは、発展的に考えていく意味でも、大切なことですね。

スポーツ政策調査研究（ガバナンスに関する調査研究）：文部科学省