●学校給食費の徴収状況に関する調査結果が、公開されています (2012年05月28日)
文部科学省で、平成22年度における、「学校給食費の徴収状況等の実態についての調査」が実施されました。その調査結果がとりまとめられたものが公開され、各都道府県教育委員会等へ通知されました。
調査は、全国の学校給食(完全給食)を実施している公立小・中学校(中学校には中等教育学校の前期課程も含みます)約27,500校のうち、564校を抽出し、平成22年度の学校給食費の徴収状況を調査するという形で行われました。
結果の概要は、以下のようになっています。
学校給食費の未納の状況については、学校給食を提供していた児童生徒のうち、未納者の割合は約1.0%で、前年に比べ0.2ポイント減少しています。また、未納額の割合は、前年同様に約0.6%でした。未納者のいる学校の割合は、調査対象校数564校のうち、288校で約51.1%となっています。
未納の主な原因についての学校の認識ですが、「保護者としての責任感や規範意識の問題」としている学校が53.4%、「保護者の経済的な問題」としている学校が43.5%でした。
未納者に対する対応方策については複数回答で、以下のような内容が出ました。
「電話や文書による督促」が96.5%、「家庭訪問による督促」が72.2%、「就学援助制度等の活用を推奨」が62.8%、「PTAの会合の場などを通じた保護者への呼びかけ」が37.8%「集金袋による現金徴収など徴収方法の変更・工夫」が24.3%となっています。
「経済的な問題」の割合が結構多いのが、気になりますね。
« 何にでもなれる魔法の細胞?「iPS細胞がひらく未来週間」日本科学未来館 | トップページへ 「インターネットの仕組み」について学べるマンガ小冊子を無償配布 »
最新記事一覧
- 「土曜授業推進事業」に関する調査研究の公募~文部科学省(2014年09月01日)
- チエル・NEC、レノボら7社が共同で普通教室における児童・生徒に1人1台のICT環境を活用した授業の実証研究を開始
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県(2014年08月30日)
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県
- Web会議サービスをはじめ、「V-CUBE」のアップデートを実施(2014年08月29日)
- 1990年からの活動を振り返る「アジアの子どもたちの絵日記展」9月9日より東京・丸の内
- 「EduTown(エデュタウン)」がオープン~東京書籍株式会社
- 英語力の評価及び入試における外部試験活用に関する審議のまとめ(2014年08月28日)
- 自分を見つめなおす「エンディングプラン」-授業での活用も視野に
- 先進的な取組を実施する大学を支援「大学教育再生加速プログラム」(2014年08月27日)
- デジタス仙台、プロ仕様の無線トランシーバーや「即」伝達のIP無線を販売
- ニッケ商事、被災者の声を反映した「災害備蓄マット」を発売
- ライト・サービス、4つ折りコンパクトストレッチャー「LS-1F2」を発売
- 正しいルールで、安全第一「平成26年秋の全国交通安全運動」(2014年08月21日)
- スウェーデンの人気陶芸家が初の大規模展示「北欧の豊かな時間 リサ・ラーソン展」9月11日より東京で開催
投稿者 kksblog : 2012年05月28日 15:39