●昨年よりは若干悪化『桜健康診断2012』を発表 ウェザーニューズ (2012年05月26日)
株式会社ウェザーニューズは、日本の春を彩る桜を病気から守り、美しい桜が楽しめるよう、全国規模で桜の健康状態をチェックする「桜健康診断2012」の速報結果を発表しました。昨年の結果と比較すると、全国平均では0.07ポイント、33都府県で数値が悪化しています。特に西日本での悪化が目立っていますが、この要因は梅雨の長引き、夏の日照時間の減少によるものと考えられます。
また大震災をうけた東北に着目すると、東北南部を中心に昨年より健康状態がよくなっており、震災の影響は少なかったことが分かりました。震災に負けず元気に開花しているということです。
この桜健康診断は、株式会社ウェザーニューズが展開する「さくらプロジェクト2012」サイト内で、全国サポーターから寄せられた情報を数値化して、優良・正常・やや育成不良・生育不良の4段階で判断したものです。桜の木下での日当たり、樹形、花の咲き方、幹の状態、樹皮の状態、花数の状態を観察し、携帯サイトの選択肢から選んで発信されたデータを集計しています。
現在は桜の健康状態で発育不良の地域は見られませんが、桜は傷つきやすく環境の変化に弱い植物だそうです。伝染病の「てんぐ巣病」やキノコが発生する病気がみられる木もあり、今後も健康状態を確認する必要性があるようです。
日本人にとっての桜は、心のよりどころとなる花といっても過言ではありません。ウェザーニューズでは、今後も桜の健康状態に目を向け、全国の方と春の象徴とも言える桜を見守っていきたいとしています。桜の木によって癒されているお礼に、木の健康を守っていきたいものです。
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投稿者 kksblog : 2012年05月26日 13:59