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教員の資質能力の向上を 教員養成を修士レベル化し、高度専門職業人に? (2012年05月23日)

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文部科学省は、中央教育審議会 教員の資質能力向上 特別部会でまとまった「教職生活の全体を通じた教員の資質能力の総合的な向上方策について」を公表しています。

これからの教員に求められる資質能力として、「社会からの尊敬・信頼を受ける教員、思考力・判断力・表現力等を育成する実践的指導力を有する教員、困難な課題に同僚と協働し、地域と連携して対応する教員が必要」としています。

また、教職生活全体を通じて、実践的指導力等を高めるとともに、社会の急速な進展の中で、知識・技能の絶えざる刷新が必要であることから、教員が探究力を持ち、学び続ける存在であることが不可欠である(「学び続ける教員像」の確立)との掲載もあります。

具体的には、教職に対する責任感、探究力、教職生活全体を通じて自主的に学び続ける力(使命感や責任感、教育的愛情)、専門職としての高度な知識・技能、総合的な人間力(豊かな人間性や社会性、コミュニケーション力、同僚とチームで対応する力、地域や社会の多様な組織等と連携・協働できる力)の3つが挙げられています。

教員養成の改革の方向性としては、教員養成を修士レベル化し、教員を高度専門職業人として明確に位置付けること、教員免許制度の改革をすること、多様な人材をすること、教員免許更新制等が大切だとしています。

教員の資質能力を向上させていくためには、ひとりひとりの教員が常に自分自身を高めていけるよう努力することも大切でしょう。昨日より今日、今日より明日……と、子ども達のためにも上を目指して頑張っていきたいものです。

教職生活の全体を通じた教員の資質能力の総合的な向上方策について(審議のまとめ):文部科学省



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投稿者 kksblog : 2012年05月23日 08:31


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