●大学でのインタラクティブな教育・学習支援を実現するクラウド型教育支援サービス (2012年05月22日)
西日本電信電話株式会社とエヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社が、「Bizひかりクラウド コミュニティ」のサービスラインアップ拡充の一環として、大学を対象に、クラウドサービスで学習支援や教職員と学生間等のインタラクティブなコミュニケーションの活性化を実現する「クラウド型教育支援サービス」を平成24年5月8日から提供開始しています。
クラウド型教育支援サービスの名称は「manaba folio(マナバ フォリオ)」です。
近年、大学全入時代を迎え、大学では、学士課程教育における卒業認定において、評価の厳格化が大きな課題となっています。
学生の確実な成長と適正な評価を行う仕組みづくりが求められる中、大学が学生を多面的に評価する仕組みのひとつとして、「学習ポートフォリオ」が注目されています。「学習ポートフォリオ」というのは、学生が、自らの学習成果の達成状況について、整理・点検するとともに、これを大学が活用、多面的に評価する仕組みです。
一方で、教職課程においては、教員として必要な知識技能を修得したことを確認する総まとめの科目として「教職実践演習」を必修することが、平成22年度入学者から適用されています。そのことから、教職課程の学習成果を「履修カルテ」に記載し、管理することが義務化されました。
重要な記録となる「履修カルテ」の保管・管理の方法や、学生と教職員間のタイムリーな提出・返却方法の実現といった課題が、現在出てきており、こういった状況の中、クラウド型教育支援サービスの必要性が感じられるようになったというわけです。
そこで、NTT西日本とNTTスマートコネクトは、クラウド技術を活用し、学生一人ひとりの学習支援や、学生と教職員間等の活発なコミュニケーションを実現するために、サービスを提供することとなったのが、「manaba folio(マナバ フォリオ)」です。
学生数の多い大学では、助かるサービスでしょうね。
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投稿者 kksblog : 2012年05月22日 13:06