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東日本大震災からの復興を願い、小惑星に日本にゆかりの深い命名を (2012年05月20日)

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国際天文学連合により、「小惑星回報」(MPC:Minor Planet Circular)を通じて、新しく承認された小惑星の名前が公表されています。

2012年5月16日から新潟市の朱鷺(とき)メッセで行われた国際会議「小惑星・彗星・流星2012」がアジア初の開催となることにちなんで、日本にゆかりの深い命名も多数承認されました。

今回は東日本大震災からの復興を願い、被害が大きかった地域の地名も多数つけられました。青森、岩手、宮城、千葉、栃木などの県名や、福島県の会津、中通り、浜通りなどの地方名のほか、岩手県の陸前高田市や長野県の栄村、新潟県の津南町なども含まれています。

なお、今回の会議開催地である新潟市も命名されています。被災地名が小惑星名になった例は、すでに2012年3月に承認されたTohoku(東北)がありますが、一度にこれほど多数の命名がされたのは初めてのことです。

今回承認された被災地関連の小惑星名は、Aizu(由来:会津)、Miyagi(由来:宮城)、Iwate(由来:岩手)、Aomori(由来:青森)、Ibaraki(由来:茨城)、Tochigi(由来:栃木)、Chibaken(由来:千葉県)、Hamadori(由来:浜通り)、Nakadori(由来:中通り)、Rikuzentakata(由来:陸前高田)、Sakaemura(由来:栄村)、Tsunanmachi(由来:津南町)です。

小惑星に被災地の名前が多数承認されたようです。こうした活動のひとつひとつが、被災地の子ども達に夢を与えられるのかもしれません。

国立天文台 | 天文学者、復興を星に祈る:被災地名などを小惑星に命名



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投稿者 kksblog : 2012年05月20日 13:36


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