●金融教育の経験・満足度は、ともに日本の大学生は米国の2分の1 (2012年05月08日)
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金融教育の経験・満足度は、ともに日本の大学生は米国の2分の1であり、日本の大学生の生活設計力が欠如していることが、明らかになりました。
この調査は、ビザ・ワールドワイドが、日米在住の大学生657名(日本312名、米国345名)に対し、「金融教育および金融分野に関する情報や知識に関する意識や実態について」という内容で行なったものです。
実施は、Visaからの委託により、調査会社である株式会社シタシオンジャパンが、2012年3月に行いました。
結果の概要ですが、まず「小・中・高等学校のいずれかで金融教育を受けた経験がある」と回答した大学生は、日本の大学生が39.7%(124名)に対し、米国の大学生は72.2%(249名)でした。約2倍の差があることが、わかります。
また、金融教育経験者に対して「金融教育は役立っているか?」について聞いたところ、「役立っている」(「役立っている」、「少しは役立っている」)と答えた人は、日本は34.6%、米国は69.4%で、満足度も米国の半分という結果が出ました。
日本においての金融教育は、ここ10年、高等学校の必須科目である「公民科」や「家庭科」の教育に組み込まれるようになったにも関わらず、今回の日本の調査対象者である大学生においては、「自身の生活基盤を整えるために必要な知識の習得の機会として、捉えられていない」という結果が出ました。
2010年に国民生活センターの相談窓口に寄せられた売買契約の当事者からの相談を、年齢別件数の推移で見ると、20代未満は、対前年(2009年)比44ポイントアップ、20代は、前年比14ポイントアップとなっています。
まず「生きていくために大切なこと」も、教育の一環ですよね。
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投稿者 kksblog : 2012年05月08日 00:50