●障がい児学習支援のためのタブレット端末活用事例集が発行されています (2012年05月07日)
この「タブレット端末活用事例集」は、株式会社エデュアスが発行するものです。株式会社エデュアスは、ソフトバンクグループで教育事業を担う会社で、このたびの事例集は、東京大学先端科学技術研究センター、ソフトバンクモバイル株式会社と共に作成されたものです。
事例集は、正式名を「障がいのある子どもたちのためのタブレット端末を活用した学習支援マニュアル」といい、2011年4月より1年間実施された、障がい児(認知やコミュニケーションに困難のある障がい児、自閉症、読み書き障がい、知的障がい、肢体障がい、聴覚障がいを含む)の学習支援を行う事例研究「魔法のふでばこプロジェクト」などの成果が、まとめられたものです。
「魔法のふでばこプロジェクト」というのは、2011年4月~2012年3月の一年間に実施されたプロジェクトで、特別支援学校において、iPadを活用した障がい児の学習支援を行うという、事例研究プロジェクトでした。
このプロジェクトの目的は、iPadを教育現場で活用してもらい、その具体的な事例を研究・公開することで、情報端末の有効性の広い認知につとめ、障がい児の学習を支援する「学習のバリアフリー」に向けた取り組みを促進することにありました。
障がいに合わせたタブレット端末の主な活用事例は、株式会社エデュアスのホームページの中に掲載されています。
今後、セミナーやワークショップなどの啓発活動の中で、マニュアル配布の上、障がいのある子どもたちの保護者や教育関係者などを対象に、タブレット端末の具体的な活用事例やその効果が紹介する予定となっています。
技術の発達とともに、障がい者の方たちの支援が有効的にできるようになったというのは、大きな意味がありますね。
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投稿者 kksblog : 2012年05月07日 13:52