●11月はNIE月間 「いっしょに読もう!新聞コンクール」にチャレンジしよう (2012年05月22日)
みなさんが毎日読んでいる新聞で「NIE」という名前を目にしたことはないでしょうか。「NIE(エヌ・アイ・イ―)」は「Newspaper in Education」の略で、学校などで新聞を教材として活用することです。1930年代にアメリカではじまり、日本では1985年に提唱されて以来、教育界と新聞界が協力し、全国展開しています。
日本新聞協会では、毎年11月を「NIE月間」とし、これに合わせて「NIE月間・いっしょに読もう!新聞コンクール」を実施しています。家族や友達といっしょに記事を読み、感想・意見などを描いて、記事とともに応募するコンクールです。
「いっしょに読もう!新聞コンクール」の実施にあたっては、次のような目的があります。
・社会への関心の広がりを促す
・社会の課題への「気づき」を促す
・家族・友だちとのコミュニケーションを促す
・考えを深める姿勢を促す
・考えをまとめて表現する力を培う
さらに、新聞の面白さ、大切さを知り、新聞を好きになってほしい、という願いも込められています。
参加するには、まず新聞を読むことから始めます。2011年10月1日から2012年9月14日までの新聞から興味を持った記事を切り抜き、専用の応募用紙(ワークシート)に貼ります。そして、記事を選んだ理由、記事を読んだ自分の感想や意見を記入します。
ここからが「いっしょに」読むところです。自分が選んだ記事を、家族や友達、クラスメートなどに読んでもらい、その人の意見を聞いたり話し合ったりして、その内容を記入します。さらに他の人の意見を聞いた後の自分の意見・感想・提言を記入します。自分と同じ意見、反対の意見、気付かなかった視点など、さまざまな気づきがありそうです。
締め切りは9月14日(金)必着です。学校、学級、学年単位でも応募できますので、授業の一環としてチャレンジしてみるのもいいでしょう。子どもたちがどんな記事を選んでくるのか、考えるとわくわくしてきますね。
« 大学でのインタラクティブな教育・学習支援を実現するクラウド型教育支援サービス | トップページへ 算数、数学のプリント問題集を販売「ラオン先生の反復ネット」 »
最新記事一覧
- 「土曜授業推進事業」に関する調査研究の公募~文部科学省(2014年09月01日)
- チエル・NEC、レノボら7社が共同で普通教室における児童・生徒に1人1台のICT環境を活用した授業の実証研究を開始
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県(2014年08月30日)
- 中学校の理科にもっと観察・実験を!観察・実験の指導資料集を作成|千葉県
- Web会議サービスをはじめ、「V-CUBE」のアップデートを実施(2014年08月29日)
- 1990年からの活動を振り返る「アジアの子どもたちの絵日記展」9月9日より東京・丸の内
- 「EduTown(エデュタウン)」がオープン~東京書籍株式会社
- 英語力の評価及び入試における外部試験活用に関する審議のまとめ(2014年08月28日)
- 自分を見つめなおす「エンディングプラン」-授業での活用も視野に
- 先進的な取組を実施する大学を支援「大学教育再生加速プログラム」(2014年08月27日)
- デジタス仙台、プロ仕様の無線トランシーバーや「即」伝達のIP無線を販売
- ニッケ商事、被災者の声を反映した「災害備蓄マット」を発売
- ライト・サービス、4つ折りコンパクトストレッチャー「LS-1F2」を発売
- 正しいルールで、安全第一「平成26年秋の全国交通安全運動」(2014年08月21日)
- スウェーデンの人気陶芸家が初の大規模展示「北欧の豊かな時間 リサ・ラーソン展」9月11日より東京で開催
投稿者 kksblog : 2012年05月22日 14:06