●年少人口の割合が高いのは沖縄県、生産年齢人口1位は東京都~人口推計 (2012年04月25日)
総務省により、全国の人口推計(平成23年10月1日現在)が公表されています。総人口は1億2779万9千人となり、前年に比べ25万9千人(0.20%)と大きく減少しました。
日本人人口は1億2618万人となり、前年に比べ20万2千人(0.16%)と大きく減少しています。総人口を男女別にみると、男性は14万4千人(0.23%)減少、女性は11万5千人(0.17%)の減少となりました。
自然増減は、5年連続の自然現象となっています。男女別にみると、男性は7年連続、女性は3年連続の自然減少です。社会増減を日本人・外国人の別にみると、日本人は2万8千人、外国人は5万1千人の社会減少となりました。外国人は3年連続の社会減少となっており、過去最大の減少幅でした。
人口増減率を都道府県別にみると、増加は7都県となっており、沖縄県(0.59%)が最も高く、次いで東京都(0.28%)、滋賀県(0.19%)などとなっています。この7都県のうち、前年に比べ増加率が上昇したのは沖縄県及び滋賀県となっており、4都県は低下、愛知県は減少から増加に転じています。
一方、減少は40道府県となっており、福島県(-1.93%)が最も低く、岩手県(-1.21%)、秋田県(-1.03%)が1%を超える減少率となりました。福島県の減少率は、都道府県別人口減少率としては過去最高となっています。
この40道府県のうち、30道府県では前年に比べ減少の傾向が強まり、佐賀県は変わらず、5県は減少の傾向が弱まり、千葉県、大阪府など4府県は増加から減少に転じています。
年少人口(0~14歳)の割合が最も高いのは沖縄県(17.7%)でした。そして生産年齢人口(15~64歳)の割合が最も高いのは東京都(68.1%)、老年人口(65歳以上)は、沖縄県を除く46都道府県で年少人口を上回る結果となっています。
少子高齢化の波は今後もどんどん押し寄せてくるでしょう。未来を担っていく子どもたちにより素晴らしい教育を提供できるよう、頑張っていきたいものです。
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投稿者 kksblog : 2012年04月25日 17:36