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近年は男女共学のウエイトが高まる?~私立学校への理解を深めよう (2012年04月24日)

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東京都により、東京都の私学行政に関する理解を一層深めることを目的にした「東京都の私学行政-平成24(2012)年-」が作成されました。内容は、第1章 大きな役割を担う私立学校、第2章 東京都の私学助成、第3章 私立学校の認可・指導と動向、第4章 資料となっています。

都内の学校法人の中には、中学校と高等学校あるいは、幼稚園から大学までを併設している法人が少なくありません。都内に高等学校(全日制)を設置している208法人についてみると、中学校を併設している法人は、166法人で全体の約8割(79.8%)を占めています(休校は除く。平成23年5月1日現在)。

これらの併設校、ことに中学・高等学校を併設している学校においては、6年間にわたる一貫した教育を実施している学校が多く、このようないわゆる中高一貫教育は、私立学校の大きな特色の一つとなっています。

私立学校では、歴史的にも高等学校および中学校で女子校のウエイトが高くなっています。ただし、近年、男女共学のウエイトが高まっており、 平成23年度は中学校で2校、高等学校で3校男女校が増加しました。

都内の学校数(大学、短大及び高等専門学校を除く)を国・公・私立別にみると、私立学校は、前年度とほぼ同様の44.3%を占める結果となりました。学種別では、区市町村に設置が義務づけられている小学校および中学校と、中等教育学校、特別支援学校を除いたすべての学種において、私立学校の割合が国・公立学校を上回っています。

平成23年5月1日現在の都内私立学校に在籍する児童生徒数は、615,992人です。これを、学種別に見ると、高等学校(全日制・定時制)が175,537人と最も多く、以下、幼稚園 157,745人、専修学校140,622人、の順となっています。

都内の児童・生徒総数に対する割合は、高等学校(全日制・定時制)では、55.9%、幼稚園、専修学校、各種学校では、90%以上です。また各学種合計では、38.8%を私立学校が占めており、全国の20.8%と比較しても、都の学校教育に果たす私立学校の役割の大きさがわかります。

東京都には多くの私立学校があります。その特性を知るためにも、こうした調査は重要でしょう。

東京都の私学行政(平成24年)を作成|東京都



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投稿者 kksblog : 2012年04月24日 18:10


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