●広尾学園高等学校にて「英単語ターゲット1900」を用いた英単語学習調査実施 (2012年04月22日)
調査を行なったのは、株式会社旺文社です。
広尾学園高等学校では、Apple社のタブレット端末「iPad」を用いた英語学習の効果測定が行われました。そして、その結果のまとまったものが、報告されています。
調査の内容は、旺文社の英単語学習参考書「英単語ターゲット1900(5訂版)」および、株式会社物書堂によって開発されたiPhone・iPod touch・iPad向けアプリケーション「英単語ターゲット1900」を提供して、実際に教育現場に使用してもらい、使い勝手と学習効果について検証するというものでした。
結果の概要ですが、以下のようになっています。
まず、学習場所についてですが、学校で普段からiPadを活用していることもあって、学校でのiPadアプリ利用率が70%と、書籍に比べて高くなりました。
学校での利用方法については、「休み時間やちょっとした空き時間に四択問題を解いた」や「iPadの周りにみんなで集まって問題を出し合った」という使い方が、あげられました。
一方、交通機関では、iPadアプリより書籍の利用率が高く、書籍は「持ち運びが楽」「コンパクト」など、携帯性に優れているという意見が見られました。iPadアプリに関しては「周りの乗客の目が気になりそうで、使いづらい」といった意見がありました。これは、iPhoneなどのスマートフォン端末であれば、また違った結果が得られると考えられます。
学習は積み重ねのところも大きく、少しの時間を利用してやっていることが、積み重なって身についていくものだということが、わかりますね。
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投稿者 kksblog : 2012年04月22日 03:27