●カシオ「校務支援システム」をクラウドサービスに 富士通マーケティング (2012年04月19日)
先生達は忙しい、とよく言われます。実際、授業や子どもたちの生活の指導の他にも、学校内外に関してやることが多く、もっと一人一人とコミュニケーションを取りたいのに…という悩みを抱える先生方も少なくないようです。何とか先生達の仕事が楽になる方法はないのでしょうか?
株式会社富士通マーケティングは、カシオ計算機株式会社と連携し、カシオ計算機の『校務支援システム』をベースとした、クラウド校務支援サービスを5月より提供開始します。これは『校務支援システム』をクラウド化し、導入からサポートまでをトータルサービスとして提供する物で、校務のシステム化とシステム運用に係る負荷軽減を実現します。
カシオ計算機の『校務支援システム』は、簡単な操作性や各学校や地域における多様なニーズに合わせて運用できる柔軟性を兼ね備え、小中学校の教職員が日常的に活用できる実用性の高いシステムです。児童生徒の出欠・成績管理など、これまでのExcelデータを活かしながら、情報の一元管理を実現できます。
学校の予定表などが書き込める学校専用グループウェアは、見慣れた黒板をそのままイメージしたインターフェースで、教職員間だけでなく、教育委員会と学校間、学校と学校間の情報共有の促進を図れます。また学校に必要な約30の機能を標準搭載し、その中から必要に合わせて選択・配置することができます。地域の方針に合わせて必要な機能や情報共有の制限範囲など利用者側で自由に設定可能なため、地域特性にも柔軟に対応できます。
クラウドサービスの利点として、まず大きな初期投資が不要で、短期間で利用開始できることが挙げられます。さらにサーバーの運用管理が不要で、本来の校務に集中できる上、サービス提供者のセキュリティが利用できるので安心です。
このサービスの提供開始には、文部科学省の「教育の情報化ビジョン」における取り組み「教科指導における情報通信技術の活用」「校務の情報化」などが背景となっています。大がかりなシステム整備が必要なく、低コストで運営できるクラウドサービスは、今後教育分野でもさまざまな活用がされていく予感がします。
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投稿者 kksblog : 2012年04月19日 08:15