KKSブログ: 私立学校施設の耐震化等防災機能強化を推進～文部科学省

文部科学省では、東日本大震災からの教訓・課題等を踏まえ、急務となっている私立学校施設の耐震化等防災機能強化を一層推進するため、総合的な支援策『私立学校施設防災機能強化集中支援プラン』を継続的に推進しています。

集中支援プランは、1.　平成２３年度補正予算・２４年度予算（案）において防災機能強化支援策の基盤を大幅拡充へ、２.　学校設置者にとって、より柔軟な申請ができる制度へ、３.　急務となっている耐震化率向上等のため、継続的な支援へという３つの柱によるプランとなっています。

私立学校施設の防災機能強化関連予算は、平成２３年度第３次補正予算として１５０億円、平成２４年度予算案として１２５億円を計上するなど、事業基盤の大幅拡充及び制度内容の充実を図っています。

学校施設耐震改修事業や防災機能強化事業の補助制度、耐震改築事業に対する長期低利融資の創設により、学校設置者は防災機能強化を図れます。

私立学校施設の整備は私学の自主性の尊重のもとに、設置者の判断で進められますが、文部科学省としては、子どもたちが安全に学べる環境を整備する私立学校の取り組みにも支援できるように施策の充実に努めます。

各学校法人及び都道府県は、この支援プランを理解し、それぞれの私立学校の実情に応じ、環境の整備やその支援に積極的に取り組んでもらうことが求められています。いつ起きるかわからない震災に備え、子どもたちが安心して学校生活を送れるようにしたいですね。

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