●地球観測センターの施設一般公開 人工衛星のはたらきを見てみよう (2012年04月18日)
4月16日(月)から22日(日)までの期間、第53回科学技術週間となっています。これに合わせて、全国の科学館、博物館、大学、試験研究所などで、各種科学技術に関するイベントなどが実施されています。
埼玉県の真ん中辺り、鳩山町にある地球観測センターでは施設一般公開を実施します。地球観測センターは、地球環境問題と地球観測活動の意義をテーマに、観測技術、解析画像の紹介や利用分野、未来の観測活動など広い分野について知ることができる施設です。一般公開日には、宇宙から見た様々な場所の拡大写真の展示、講演会、プラバン・キーホルダー作りなどが行われます。
一般公開の日時は、平成24年5月12日(土)の10時から16時まで、入場は無料です。地球観測センターや科学に関する展示やイベントの他に、鳩山町の物産展、風船プレゼント(1,000個限定)、動物ふれあいコーナーなど、友達同士や家族連れで楽しめる内容になっています。
地球の環境状態を宇宙から観測するには、人工衛星を使ったリモートセンシング技術が不可欠です。この技術の確立・発展のために設立されたのが地球観測センターです。3つの巨大なパラボラアンテナで、日々観測衛星からのデータを受信して、磁気テープを用いたデータアーカイブシステムに保存します。これらのデータは国内外の研究機関や大学、一般にも提供され、環境問題の解明や災害監視、資源調査といった幅広い分野で活用されています。
この地球観測について、講演会が行われます。「人工衛星って、どうやって地球を見るの?〜地球観測センサのいろいろ〜」というタイトルで、11時、13時、14時15分の3回、各50席が用意されています。この他、赤外線カメラでの写真撮影、宇宙飛行士選抜試験にチャレンジ、動く衛星画像コーナーなど、体験や発見がたくさん待っています。
地球観測センターは豊かな自然に囲まれた場所にあるので、お弁当を持ってハイキング気分で出かけてみてはいかがでしょう。初夏の日差しの中、きっと楽しい一日になりますよ。
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投稿者 kksblog : 2012年04月18日 11:21