●大学と小中高の連携で教育向上をめざす『あいちの学校連携ネット』 (2012年04月13日)
愛知県は、県内の大学と県教育委員会が連携した取組の一環として、マッチングサイト『あいちの学校連携ネット』を開設しました。
愛知県内には東京・大阪に次ぐ49の4年制大学があります。これらの大学と県教育委員会が連携することにより、高校生に大学の教育に触れる機会を提供したり、大学生が小・中学校の学校現場で子どもたちの学びを支援したりするなどの取組を推進することが教育の向上につながると考えられています。
そのため、県内全ての4年制大学や私立高校関係者と県教育委員会がそれぞれの人材や資源を相互に生かしていくための具体策を協議。その成果が『あいちの学校連携ネット』の開設です。
サイトでは県内全ての49大学と、高等学校221校・特別支援学校34校・公立小・中学校を所管する市町村教育委員会54の双方からの情報を掲載。連携した取組の実施につなげていきます。
高校生や教職員向けの情報としては、大学が行う高校生向けの公開講座や出張講座、専門学科・総合学科の生徒向けの情報、各大学のバリアフリー情報、教員向けの研修や免許更新講習などになります。大学生や大学の教職員向けの情報としては、市町村教育委員会からの大学生ボランティアの募集情報、高校や特別支援学校からの大学教員との連携の募集情報などになります。
取組が実施された際に、サイトに実績を報告してもらい、取組事例として掲載することで、実施校以外の担当者が自校での実施に向けての参考になります。また、実績報告を追加するなど情報を更新した際に、登録したメールアドレスに最新の掲載情報を伝える一斉同報送信の機能を持たせることで、高校や大学の担当教員などの情報共有が実現します。
各学校種の連携により、教育向上につながるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2012年04月13日 21:54