●東日本大震災で受け取ったもの「がんばれ日本!世界は日本と共にある!」 (2012年04月12日)
外務省の子ども向けホームページ「キッズ外務省」では、東日本大震災においてよせられた世界からの支援・励ましを紹介するFlashコンテンツ「がんばれ日本!世界は日本と共にある!」を公開しました。子どもたちと共に世界中を回り、各国からどのような支援・励ましがあったのかを調べて知るツアーです。
主人公の子どもたちは、外務省一日特派員として、支援をしてくれた国々の中から、7つの国をめぐります。その訪れた国で、東日本大震災で大きな被害をうけた日本に対して、その国の人々がどのような思いで、どんなことをしてくれたのか、詳しく学んでいきます。全ての国を回ったら、最後にごほうびがもらえるということで、子どもたちははりきって出かけます。
ここで訪れるのはカナダ・アルゼンチン・ニュージーランド・エチオピア・トルコ・ロシア・ブータンの7カ国です。ストーリー1「世界からの支援」では、日本が受けた支援や励ましについて、各国を巡りながら詳しく学びます。子どもたちや学校が募金を集めてくれたり、中には国民が日本よりも厳しい生活を続けている国からの支援もあり、感謝の気持ちでいっぱいになります。
ストーリー2「救助隊の活躍」では、世界各国からかけつけてくれた救助隊に人々について、子どもたちのインタビューを通して学びます。最も多くの人員、装備を割いてくれたのはアメリカでした。米軍は今回の救助・人道支援活動を「トモダチ作戦」と名付け、他の予定を変更するなどして当たってくれたのです。その他には、韓国の救助犬チームを初めとする救助隊、イスラエルの医療支援チーム、インドの国家災害対応部隊など、さまざまな国の救援があったことが分かります。
ストーリー3「世界への発信」では、震災後の日本の状況について、世界各国に正しく伝えることの大切さを学びます。国内でも農産品などの風評被害が相次ぎ、工業製品であっても海外の輸出先から拒否されることがありましたが、海外では、「福島県からの全ての食料はあきらかに放射能を含んでいる」など目を疑うようなひどい報道もあったようです。そこで、外務省では日本の取り組みや現状について、正しい情報を国際会議や大使館、インターネットなどを通じて発信しています。
東日本大震災の後も、2011年10月にはトルコで、2012年4月にはスマトラ島沖で大きな地震が起きています。突然に大きな被害を引き起こす大地震に対し、世界中が助け合う心を持ち、命を守る知恵を共有することが大切ではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2012年04月12日 14:04