●Benesse教育研究開発センター「大学データブック2012」 (2012年04月12日)
Benesse教育研究開発センターがまとめた「大学データブック2012」が、ホームページで公開されています。
「大学データブック2012」は、Benesse教育研究開発センターが、2011年度までに実施したさまざまな調査結果の中から、高等教育(学士課程教育)に関連するデータを選択し、編集されたものです。
こうして編集された目的は、これからの大学教育のあり方を考える材料を提供するためでした。
内容は、主に、次の5つの観点を中心に、18の調査(経年調査含む)から、結果データとしてまとめられています。5つの観点は、以下のとおりです。
まず1つ目には「高校生の学習・進路選択の状況」、2つ目に「大学生の学習・生活の状況」、3つ目に「海外留学の課題」、4つ目に「就職活動の現状、社会で求められている力」、5つ目に「大学の内部質保証の課題」となっています。
1つ目の「高校生の学習・進路選択の状況」では、高校生の実態から大学「入口」の学びを再構築する、という内容になっています。
「高校生の実態」として、高校生の学びや人間関係、将来観はどうなっているのか?また、高校生はどんな気持ちで受験に向かうのか?そして、高校生の保護者と高校教員は何を求めているのか?また、高校教員からみた大学の課題として、普段の指導の中で実感していることなどを、検証しています。
高校から大学へは、社会に出る前の最終段階としての重要な時期なので、こういったデータを参考にしたい人は、多いのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2012年04月12日 12:32