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障害のある学生の修学支援に関する実態を調査~日本学生支援機構 (2012年04月11日)

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独立行政法人日本学生支援機構が、全国の大学、短期大学及び高等専門学校を対象に障害のある学生の修学支援に関する実態調査を実施しました。

調査は、障害学生の今後の修学支援に関する方策を検討する上で、全国の大学、短期大学及び高等専門学校における障害学生の状況及びその支援状況について把握し、障害学生の修学支援の充実に資することを目的としています。

障害のある学生数は、前年度の8,810人から増えて10,236人。平成22年度卒業の障害のある学生数は、前年度の1,180人より増えて1,439人でした。

学校数は全学校数に対して66.9%、学生数は全学生数に対して0.32%です。

調査結果によると、•障害のある学生が在籍する学校数は、前年度の785校より増えて807校。障害のある学生のうち、「学校に支援の申し出があり、それに対して学校が何らかの支援を行なっている障害ある学生」の総数は、5,897人で、支援障害学生在籍率は0.18%、また、障害学生支援率は57.6%です。

障害種に関わらず授業に関する支援(ノートテイク、手話通訳、点訳・墨訳など)を行なっている学校は625校で、教職員が支援を行なっている学校は214校、学生が支援を行なっている学校は235校、外部が支援を行なっている学校は142校です。

「障害学生支援に関わる教職員に対する研修や、教職員・学生に対する啓発活動などを行なっている」と回答した学校は748校で、実施率は62.0%です。研修・啓発活動のうち最も多く実施されている活動は「障害学生と支援スタッフに対する相談対応、懇談会等の実施」で、障害学生に対する就職支援、キャリア教育支援の実施」は375校で実施されています。

平成23年度入学者選抜の際に特別な措置を行なった受験者数は2,325人で、そのうち、合格者は947人、入学者は710人でした。卒業した障害学生の進路状況は、進学者214人、就職者677人。進学者のうち就職している者46人を加えた全就職者数は723人でした。

障害のある学生の就学状況は、前年より増加傾向であることから、今後ますます支援が広がり、誰もが充実した学生生活を送れる環境になるといいですね。


「平成23年度(2011年度)大学、短期大学及び高等専門学校における障害のある学生の修学支援に関する実態調査」結果の概要について-JASSO



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投稿者 kksblog : 2012年04月11日 15:18


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